の
夕暮れ
に
聞い
た
鐘
の
音
は
家路
を
教える
母
の
声
に
に
て
いる
急げ
小さな
足
よ
急げ
小さな
胸
よ
君
は
いま
はじめて
気付く
夜
の
戸
張り
に
抱か
れ
て
幸福
それ
は
ささやか
な
愛する
人
の
ぬくもり
置き去り
の
仔猫
に
涙
流し
た
夕暮れ
手のひら
に
息づく
いのち
よろこび
ぬくもり
この
手
凍える
まで
は
せめて
夕陽
が
沈む
まで
やがて
降る
星
の
光
に
君
が
抱か
れ
て
眠る
まで
幸福
それ
は
ひととき
の
かけがえ
の
ない
まどろみ
人
は
小さな
胸
で
小さな
命
を
抱きしめ
て
昇り
来る
朝日
の
中
で
愛する
人
と
みつめ
あう
幸福
それ
は
なに
げ
ない
愛する
人
の
微笑
幸福
それ
は
感じる
こと
愛する
人
の
ぬくもり